Rel-ayとは?

Rel-ayの活動

現在は演劇をメインとするplayの活動を中心に、舞台美術・紙媒体のデザインや映像表現等の企画を進めるvisualが、各々の表現活動の度にコラボレートしながら活動を行なっています。

Rel-ay,the 5th Live『侍 百太郎』当日パンフレット(2003/05)より

一瞬の出来事が連続して起きているだけなのに、外から見るとそれらが物語のように見えたりします。映画や小説以上の出来事が実際に起きたり、ほんとにします。でもすぐ慣れたりします。自分が人生の主人公じゃないんだと感じたりして。

Rel-ayは劇団というよりも「場」という位置付けで活動していきます。
多くの人がこの「場」に集まり、だんだん公園のようになり、
この先、たとえばニューヨークのように活気のある場所になったらいいと願っています。
役者、スタッフ、たまに知らない人、までもが行き交い、ワサワサしているのにそこに音楽が聞こえたり、映画のワンシーンのような瞬間があったり。

コントが好きで、ストーリーもののお芝居も好きで、ときには哲学的な思索にもふけってみる。
Rel-ayの作品では、ギャグシーンなのになぜか切なくなったり、
自分ではシリアスな場面だと思っていたら吹き出している人がいたり。
かあきじいんずの世界を演じていると、なにが可笑しくてなにが切ないのかわけが分からなくなってきます。
でも、普段の生活がそういうものかもしれないですよね。リアルなんでしょうか。

〜Rel-ay Live Producer 森 静子〜

 Rel-ayの語源

"Recombinatorial Entertainment Laboratory - and You!"の頭文字。

異なる分野で能力を発揮するひとびとの出会いが、さまざまな組合せの化学反応(Combinatorial Chemistry)を引き起こし、従来のエンターテイメントが築いた「魅力」は再構成(Recombinationされます。

Rel-ay(リレイ)から生まれ出た 作品は、評価を観客(You)にゆだねます。
観客の評価がさらなる再構成を創発し、それをくり返す(relay)ことで、次世代における最適解としての文化が、探索・研究されていきます(Laboratory)。

多くの観客・クリエイターを引きつける『場』として、活性化エネルギーを供給し続ける強力な触媒となることを目指します。